2015.06.10
当社のザンギが日本雑穀アワード銀賞受賞
当社のホームページにアクセスくださり誠に有難うございます。
雑穀の未来を築く優れた食品を表彰する制度、日本雑穀協会主催、日本雑穀アワード2015のディリー食品部門に当社の『北海道産ダッタンソバ粉ザンギ』が銀賞を受賞いたしました。これもひとえに、皆様からのご協力、ご支援を頂いているおかげと心より感謝申し上げます。
当社の主力商品として、ザンギとジンギスカンは、創業より30年余の製造販売の実績があります。主に道内の量販店、ホテルやレストラン様にお取引頂いております。昨年から大阪支店も加わり、販路は関西方面にも広がり、塩豆乳ザンギが好評となっております。
今回、受賞の対象になった『北海道産ダッタンソバ粉ザンギ』は、当社の定番ザンギにアレンジを加えた特別仕様。知床チキンを原料に衣として北海道産の※ダッタンそば粉(満天きらり)を使用。雑穀スペシャリストの方々の審査の評価を拝見したところ、普通の唐揚げの衣よりサッパリしていて食べやすい。アイディアがおもしろい。そば粉を惣菜として活用している点が新感覚とのことです。
商品誕生までの経緯~新商品の試作、サンプル作りの経験の中で、雑穀とのコラボは初めて。折しも、社長が長命庵さんよりダッタンそば有機栽培(満天きらり)の素晴らしさをお聞きした時期と、穀物アワードの募集のタイミングが重なったこともあり『北海道産ダッタンソバ粉ザンギ』が誕生。改良によっては、さらに価値をあげられる商品との期待を受け、これからも弊社の更なる努力と研究が続きます。
※北海道産ダッタンそば(新品種⇒満天きらり)とは?
蕎麦には普通種とダッタン種があります。一般的に食されているのは普通種、
普通種は他家受精に対し、ダッタン種は自家受精の違いあり。蕎麦はたんぱく質の含有量が高く、ビタミンB群も豊富。
またポリフェノール類の1種であるルチンを含む.
特にダッタンそばは100gあたり1500mgと極めてルチンが多い。
かつてルチンは血液降下薬として利用されており、
中国ではダッタンそばを糖尿病の食事療法に用いている。栄養と機能を考えた時、良質な健康食品といえるのです。
しかしながら従来のダッタンそばは、ルチンを分解してしまう酵素(子実に含まれている)が強力な為、ルチンの多くが食品の製造工程の段階で分解されやすい難点あり。ダッタンそば粉、満天きらりは、そこを解決した新品種。
従来の韃靼ソバ粉に比べ、苦みが少なく、食品として加工してもルチンがほぼ損なわれない、画期的なダッタンそば品種となっております。
(北海道農業研究センター資料より一部引用)